大殺界とは何かについて
大殺界とは何か
「大殺界」とは細木和子さんが提唱する「六星占術」で用いられる単語の一つです。
六星占術では、人間の運命は12年で一巡する「周期」に支配されているとしています。
その周期を、六星占術では「種子」「緑生」「立花」「健弱」「達成」「乱気」「再会」「財成」「安定」「陰影」「停止」「減退」という12の呼び方で表しています。
大殺界はこの周期のうち「陰影」「停止」「減退」の3年間のことであり、運命のエメルギーがもっとも落ちている時期のこととしています。
大殺界の過ごし方
運命のエメルギーがもっとも落ちている大殺界に新しいことを起こすのは厳禁で、もし新しいことを起こすとひどいことになるとされています。
では、大殺界を乗り越えるにはどうしたらよいのかというと、大殺界を乗り越える最善の方法は何もしないことだそうです。
しかし、それ以外にもいくつか次善の方法があるそうなので紹介いたします。
◆「大きな1つ目は、お墓参りなどの先祖供養をすること」
大殺界だからといって、私たちはそれこそ冬眠中の動物のように家に閉じこもっているわけにはいきません。しかし、先祖供養を実行していれば、それを乗り越えるパワー、エネルギーを自分のものにできるそうです。
◆「小さな2つ目は、自分に向いていないことにチャレンジしてみること」だそうです。
これは「毒消し」になるそうです。つまり、自分のつねとは違うことをすることによって、得意分野を保護するのだそうです。
大殺界のときは自分の仕事、人間関係がぎくしゃくするときです。そこで運命のリズムに逆らうより、苦手分野に挑戦し、視野を広げておく。運気がマイナスに転じているときなのですから、そこにマイナスの経験を掛け合わせれば、多少はプラスに転じるのだそうです。
「幸せになるための先祖の祀り方」より
大殺界の調べ方
自分がいつ大殺界になるかについては、ここでは説明いたしません。恐れ入りますが、ご自分で「六星占術」と検索し、ご自分の周期を確認してください。
なお、大殺界を乗り越えるには「安忍水」も効果があるとされています。
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