護符の書き方について
自分で書く作法について
特別なものでない限り、護符は白い紙に黒い墨で書けばよいのです。筆に慣れてないからとか、うまく書けそうにないからとか、などといった理由で躊躇する必要はありません。
なによりもあなた自身が書くことが一番大切なのです。そうすることによってあなたの心が護符に移り、効果を高めることになります。
次の七つの原則を厳守すれば、誰にでも霊符は書くことができます。
1.心身を清めること
護符を書写する前には、心身をきよめましょう。斎戒沐浴をすることは非日常的で不可能でしょうから、その日は酒や肉を避け、シャワーを浴び、口をすすぐとよいでしょう。
そして清潔な衣服を身につけてください。書写する時だけでなく護符を所持している間も、清浄な気持ちを忘れないようにしてください。
2.用具を清めること
護符の書写には普段使用している筆や墨を使ってはいけません。護符専用のものを用意してください。高級なものである必要はなく、筆ペンでも構いませんが、紙などすべての用具も清めなければいけません。
清めには、神社の御神水や清潔な水にひとつまみの塩と少量の日本酒を入れて、穢れを祓う気持ちを込めて用具に振り掛ける方法があります。
または、「神火清明、神水清明、神風清明」という短い呪文を唱え、清めたいものに対して、フッフッフッと勢いよく三度息を吹きかければよいのです。
部屋や机も清掃してください。
3.護符を信じること
護符を書写するときには、その護符に対する至誠の念が大切です。また使用している間も、疑いを抱いているようでは効験は望めません。効果が現れるまでに時間がかかろうとも、次から次へと別の護符を試してみるなどということは絶対してはいけません。
4.護符を正しく書く
護符の効果が現れないというとき、最もよくある理由は書き間違いなのです。護符の図譜は宇宙を著したもので、一点でも誤れば効果が現れないこともあります。上手に書けなくても、間違いのないように細心の注意を払ってください。
5.護符を大切に扱う
護符を身につけて使用するときは、穢れがつくことを防ぐためにも、他の紙に包んで用いてください。
屋内に貼るときは、目よりも高い位置に貼り、敬意を込めて扱う必要があります。紙の大きさは各自の好きなサイズで構いませんが、身につけるなら小さめ、部屋に貼るなら大きめ、大切に扱うことができる寸法にしてください。
6.護符を人に見せないこと
護符を人に見せびらかすとか、使用していることを話してはいけません。効験が望めないだけでなく、思わぬ災厄を被るおそれがあるのです。
7.護符を速やかに手放すこと
効験が現れて願いがかなったあとは、いつまでも持っていてはいけません。
また汚れたり破れたりした場合は使用をやめて、新たに書きなおしてください。
不要になった護符は、浄火で焼きます。清めたライターやマッチの火で護符を燃やし、残った灰を清流に流すのです。庭先やベランダにまいても大丈夫です。もっと簡単な方法は、神社で行うお守りやお札のお焚き上げにもっていって焼いてもらうことです。
また書写するときにできた失敗作も、まるめて捨てたりせずに浄火で焼かなくてはいけません。いい加減に扱えば、悪い作用を引き起こす恐れがあります。
「まじない秘伝」より
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