開運の置物の動物の一覧について
日本では古来より、様々な動物が「名前の語呂合わせ」や、普段の行動から生じる「持っているイメージ」により、縁起が良いとされてきました。
こちらのページでは、縁起の良いとされる動物のうち、有名なものについて「由来やご利益」を解説いたします。
開運の猫の置物
招き猫は、前足で人を招く形をした、猫の置物です。
猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除するため、古くは「養蚕の縁起物」でもあったが、養蚕が衰退してからは「商売繁盛の縁起物」とされています。
開運のふくろうの置物
翼を持つ鳥は洋の東西を問わず、天からやってくる神の使いとして、大切にされてきました。
欧米では「学問の神様」として、日本では「不苦労」「福来郎」という漢字が当たることから、「苦労を寄せ付けず幸せを選ぶ使者」として知られています。
開運のみみずくの置物
頭部に飾り毛のあるみみずくは、日本では「病気除け」や「治療を司る」、医学の守り神に分類されています。ちなみに、フクロウとミミズクは生物学的には全く同じです。
開運の鶴・鶏・鳩などの置物
鳥たちのほとんどが、一度つがいになると、一夫一妻制を生涯貫き、仲睦まじいことから、「夫婦円満」のシンボルとされてきました。
また、鳥はその体格に対して寿命が長い。鶴の場合、野生でも20~30年ほど生きるということから、「長寿」のシンボルともされてきました。
開運の鯛の置物
「めでたい」の語呂合わせで、お祝いの席に欠かせない、鯛。
鋭く尖った小骨は「魔除け」になるとも言われ、尾頭つきの鯛をいただいた後、「小骨をよく洗って乾燥させたものをお守りとして持つと良い」という言い伝えがあります。
開運のかえるの置物
「お金が返る」「旅先から無事帰る」「若返る」など、カエルには楽しい語呂合わせがたくさんあります。
開運の亀の置物
亀は一般的には「長寿のシンボル」だと言われておりますが、甲羅に刻まれた六角形の模様は、幸運と財運を別の世界から運んでくる証しとも言われ、実は「金運アップのシンボル」でもあります。
開運の金魚の置物
金魚は中国語で「金魚」と「金余」の発音が同じであることから、「金運を呼ぶ魚」として愛されてきました。
玄関先に丸鉢を置き、「奇数匹」の金魚を入れて大切に育てると、「どんどんお客様やお金を持って来る」といわれています。
日本では、「飼い主の厄を食べ、身代わりになってくれる」忠魚として武士や公家階級に愛されてきました。
実物の金魚を飼えない場合は、置物でも「福」を呼んでくれます。
開運のふぐの置物
ふぐの本場、山口県下関市や近隣の町では、ふぐを「ふく」と表記する。そのままでは「不遇」につながり、縁起が悪いため、「ふくを呼ぶ魚」として、おめでたい名前を与えてあげたことがきっかけです。
開運の獅子の置物
百獣の王である獅子は、風水において代表的な「吉祥瑞獣」とされ、中国の伝統的な宮殿や政府機関の正面両脇には、必ず一対の大きな獅子の像が置かれているのですが、これは「威厳」と「不可侵」を象徴しています。
風水には「邪気の侵入を防ぐ」パワーを持った動物がたくさんいますが、中でも「獅子のパワーは絶大」だといえます。
なお、獅子は二つの能力があるとされています。
1つは「事業運を高め、財運を招く能力」
もう1つは「陰気・邪気・殺気・妖気を祓う魔除けの能力」です。
開運のたぬきの置物
食いしん坊でちょっとドジなたぬきは、木の葉をお金に変える術で、たくさんの金運や商売運を運んできてくれます。
「(他)の者より(抜き)ん出る」の語呂合わせから、地域一番店になりたい方や受験に合格したい方など、ライバルに勝ちたいと願う方にオススメです。
☆開運のきつねの置物
きつねは五穀豊穣の神様・お稲荷様の眷属。「尻尾の様子が稲穂に似ている」ところから、「豊作を願うため」に古来より祀られてきました。
神様に近い存在だからこそ、少し潔癖で礼儀にうるさいところもあるが、大切に扱えば、「多くのお金と幸せをもたらしてくれます」。